一宮大介インタビュー その1

最近めざましい活躍をされている一宮氏に、セットしていただいたときに色々とインタビューさせていただきました。気になる質問を浴びせかけてやりましたよ!

 

文章にするとなんだか淡々としてしまって、自分で読んでも一宮さんの印象が違いますが、終始やわらかな物腰で素直に答えていただきました。いつものように、写真を取り忘れたのは僕の大失態でございます。

 

さて本題ですが、インタビュアーは僕(以下・店)、一宮さんは以下・大とします。

 

 

<ホライゾンについて>

 

店:まずはホライゾン完登おめでとうございます。トライ日数は?

 

一:7日ですね。

 

店:一回のツアーで完登ですか?

 

一:そうです。12/31~1/13だったと思います。

 

店:すごいですね。一日何時間ほどのトライ?

 

一:大体3時間くらいです。指を痛めてたのもあり、一日に何回もトライはできなかったです。

 

店:一宮さんにとっての核心はどのパートでした?

 

一:ラストの6手です。フックかけた状態でガストン止めるムーブとか、ジャムも悪くて、後半はどこでも落ちられそうな感じでした。ホールドはそこそこなんですけど、とにかく体にきますね。持久力もいるし。

 

店:ホライゾンに向けて、なにかトレーニングは?

 

一:うーん、特にしてないです。

 

店:シューズは何を?

 

一:TEAM VXiですね。ラインを確認して、VXi一択でした。他のシューズは試してもいないっすね。

 

店:VXi、ルーフだと最強ですもんね。僕も2足履きましたよ。

 

一:ほかのシューズだとなかなかかからないフックも一発で解決できたりしますからね。強傾斜では絶大なる信頼を置いてます。

 

店:トライ中はどんな気持ちでした?

 

一:そうですねー、最初岩を見たときは「ここ登るのか~、めちゃくちゃかっこいいな!」って思いました。すごく長いルーフで、こんな岩あるんだなーって感動しました。初日のトライでは、「絶対にムリだ!」って思いました。でも2日目、3日目とトライを重ねるごとに「登れるかも」って思えるようになってきました。

 

店:バラしてひたすらつなげトライて感じ?

 

一:いえ、最後の6手が厳しかったので、ラスト6手から練習して、スタート位置をどんどん正規のスタート位置まで近づけていきました。ラスト7手からスタート、ラスト9手からスタートというように。

 

店:なるほど!手数多い課題に使えそうな手法ですね。で、順調にいけたんですか?

 

一:いえ、雨に降られてしまう日もあったりして、結構プレッシャーがありましたね。というのは、一度降られると、浸み出しがあってなかなか乾かないんですよ。

 

店:それは厳しいですね。

 

一:トライ6日目でリップ落ちをしてしまって、残り日数もないし、かなり落ち込みました。でも、「今年ダメでもまた来年来よう。」って思ったら、気が楽になって、7日目で登ることができました。

 

 

<課題について>

店:今回のセットは何かテーマみたいなのはある?

 

一:今回はシンプルで面白いものを作るようにしました。

 

店:どんなことを意識してセットしてる?

 

一:意識してってほどでもないですけど、自分の苦手なムーブを入れることが多いです。少し前はキョンがブームでした(笑)あとは見た目ですかね~。単純に、見て面白そうだな~、登ってみたいな~、と思ってもらえるようなのとか、なんだこれってやつとか。

 

店:あ~、頭にはてなマーク出ちゃう感じの…

 

一:そうです。ムーブ読みにくいの。あとは、見た目に反して登れちゃうとか、その逆とかですね。

 

店:なるほど~。面白そうな課題ばかりですもんね。じゃあ次はですね…

 

 

 

パソコン苦手な僕はここまで書いて、脳と眼球がパンプしてきたので続きは次回にします。

おひとりさまコンペ、残り2日です。誰でも楽しめますからね~。まだ未参加の方は急げ!!

 

 

これ面白かったな~。